「甘え」の借金

今年もあとわずか。

今月頭あたりから、お客様には「来年も良いお年を！」の声をかけさせてもらっている。

その際に、「今年は本当にご愛顧くださって、ありがとうございました。」も、もちろん忘れない。

だけど正直者のおいらはつい、「来年はもっともっと腕も知識も上げます」と言ってしまう。

これって、プロとしてはギリギリアウトの発言だと思う。

だって、今のスキルじゃあまだまだお金に見合ったサービスを提供していないですよ、ということを告白しているようにも取れるから。

ベストは尽くしたけど（これって言い訳の常套句ですよね？）、これだけしかできません、将来もっと良くなりますから、今のところこれで勘弁してください、と言い訳がましくなっている自分にも気づいている。


僕の考えすぎかも知れませんが・・・。

だけど、ついついオージーのお客様に甘えてしまうのは確か。

オージー社会の成熟度は日本と違って極めて低いから、ついついそのレベルに合わせた意識でいてしまう。


少しぐらい技術が低かろうが、いいだろう。

ちょっとぐらいサービスの質で妥協してもいいや。

回りも低いから僕も・・・



となっている自分にひしひしと気づいた一年でした。


そう、今年は本当～にお客様に甘えて、救っていただき、おんぶに抱っこされた一年だった。


僕の場合、このブログの読者＝お客様、の構図が全く当てはまらないので、こんなことを書けるけど、これじゃあいかんな、と思った次第。

来年は、お客様の甘さに甘えない、自分でがっつりリードしていける、もうちょっと「シッカリモン」になりたいと思います。


この地域でどこまでも突き抜けた存在でいたいんだったら、もう「甘えの借金」はやったらアカンな、と。

「満足」と「妥協」、それに「甘え」は敵と心得るべし！

これからはこの借金を、お客様に利子を付けて返していかないと！

そうでないと将来、破産してまうわい。


画像はぜんっぜん関係ないけど、ショージサンタの図。




明日はクリスマスですね。というわけでメリクリっす。