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腰痛闘病記⑩

かれこれあって豪州滞在暦が7年を数えたころ、僕の生活に大きな変化が起きます。

永住権ビザ取得です。

日本にいるとこのビザのシステムは理解しにくいのですが、我々海外に暮らす日本人にとって、この永住権を取るか取らないか、というのは生活面での待遇が大きく違ってくる大事な大事な事柄なのです。

例えば、永住権を持つと、学費での割り引きや特待生・奨学生制度といった教育面のほか、国民年金制度・社会保障制度、医療制度、その他の公共サービスを利用することが出来、あらゆる面で好待遇が待っています。

仕事もそれまでの「奴隷モード」から「オーストラリア人モード(要するに楽)」へ移行します(口さがない間では、ビジネスビザは「奴隷ビザ」、永住権ビザは「わがままビザ」と呼ばれているそうです)。

僕も例外ではありませんでした。

それまでは、ガイジン=ヨソモノだったのが、永住権を取ったことにより、大げさでなく、人間として認められた感じになりました。実際にアルバイト先で、それまでは足元を見られ酷い環境で働いていたのが、一気に「働いてあげている」に格上げされ、むしろ雇用先をこちらが選べるようになりました。

そこでアルバイトを辞め、もぐりこんだ会社は…

実に楽でした。

1週間に5日のみ働くだけでよし、昼休みは取ってもいいし、怪我をしては休ませてくれ、ボーナスはあるし、なんと有給休暇もある!働かなくても入ってくる給料なんて、僕のそれまでの人生にはありませんでした。それまでは「ちょっと用事があるから早上がりさせて欲しいんですけど…」と言って、「分かった。じゃ、15分時給から引くから」の世界でした。

今考えると、ここで働かせていただいた期間はオーストラリア生活の中で僕の体が一番楽だった時期じゃないかなと思います。腰も痛くなかったし、体力も有り余っていました。足も実に軽く、上段蹴りのキレが一番良かった時期だったのかも知れません。

ただ大きな問題が一つ出てきます。

さきほど、実に楽でした。と上に書いておりますが、それは実は後ろに、「体は」と付け足すべきものでした。実際に体は楽で楽で仕方ないほどでしたが、今度は精神的にきつくなってきます。僕はぬるま湯を快適と感じることの出来ない、かつ集団行動に苦を感じる変わり者でした。

その会社を飛び出し、当時のパートナーと共に会社を興します。

次回へ続く…
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杉森しょうじ

Author:杉森しょうじ

🇦🇺シドニー郊外タスコット在住

愛する妻、息子・ワンコたちと幸せに暮らしています。

国家公認マッサージ師として、クリニックをタスコットとシドニーにて運営

”根本から治す”を重視した施術を行っています。


おかげ様で、両院ともに地元の方々から圧倒的な支持を受け、“行列のできる治療院”と呼ばれています。
 

過去に酷い腰痛を長年抱え、たくさんのお金と時間を費やして完治させました。

そんなわけで辛い故障を持った患者様の気持ちは100%分かります。

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